クラブ三昧週末第2弾

昨日とは一変して、金曜の夜は、ミッドタウンのクラブ激戦区FLAT IRON(フラットアイロン)にある流行りのクラブ"Rock Candy"へ。

選曲はマンハッタンにありがちな、ヒップホップ中心のオールジャンル。年齢層は多分20代半ばから30代半ば、白人率高し。
ここの前は週末ともなればいつも長蛇の列。そしてこういう流行ってるクラブは、週末の混雑時、特にチェックが厳しい。
今夜は一緒にいた友達が顔が利いたので、何十分も列に並んでる人たちを横目に、すんなりと入場を果たせた。そう、マンハッタンのクラブは、東京のそれとだいぶ異なり、異常なまでにバウンサーのチェックが厳しい。
まずID。これを忘れてしまった際には、今夜は終了〜と、諦めてさっさと家に帰るしかない。私も1度忘れた時、中に知り合いが居たので無理を言って入れてもらったけど、腕に「アルコール禁止」のサインを黒ペンで思いきり書かれてとってもやるせなかった思い出が。たまに意地悪な人だと、スクールIDやパスポートのコピーも受け付けてくれなかったりもする。
そしてゲストを切ってもらってる場合。カバーチャージが取られないのでラッキ〜と思って呑気に構えて到着が12時過ぎちゃったりすると、週末の混雑時はゲストでもタダでは入れてもらえなかったりもする。
え〜12時って、早くないか?と言いたいけど、マンハッタンのクラブはたいがい朝4時に閉まる。
そんなこんなで、この日は前半はピープルウォッチングをしながらほどほどに踊る。が、後半思いきり突進してきて謝らなかった女の子に友達の男の子がキレ、5センチくらいの至近距離で顔と顔を合わせながらののしり合いが始まる。さすが、アメリカ人は男女関係なく口喧嘩が大好き。そして最後は酔っ払ってものすごいテンションで踊り狂ってる背の高い白人女に今度は私が足をこれまた思い切り踏まれ、今夜はもおええわ、と3時くらいに退散。
でも、まあ今日も十分踊れたし、満足満足。
以前私はこの手のクラブは大の苦手だった。
だって、楽しいのはセレブリティーにばったり出くわすことくらいで、音楽自体はもろMTV層を狙ったとしか思えない、今が旬のヒップホップオンパレード。(はは、とかいいつつMTV大好き)
でも、ここ10年くらいでニューヨークのクラブシーンはガラッと変わってしまったみたいで、もはやヒップホップ好きが90年代に求めるようなものはないという、悲しい現状。
ブロンクスの方に行けばもしかしたらドープなハコがあるのかもしれないけど、知り合いでもいない限りそんな所に突然乗りこむ勇気はないし、、、
そう、で開き直って"パーティーシット"を楽しむことにしたのです。
そしたら、これはこれで楽しいかも!って思い始めて。
もうとにかくノリノリで、ひたすら踊る。女の子とかそっちのけでビートに合わせて首を上下させていたB-BOYが懐かしい中、ここではただひたすらダンス、ダンス、ダンス!
白人のリズム感の無さに笑いながら、黒人の腰と肩の動きに見とれながら、、、