NANA人気を考えてみる
巷では「NANA」マニアの人たちを「ナナイスト(NANAist)」と呼ぶらしい。
今まで一世を風靡した漫画ってたくさんあったけど、読者にこんな称号が与えられたことはさすがになかったと思う。
ドラゴンボールイスト?スラムダンクイスト?ちびまる子ちゃんイスト?タッチイスト?ホットロードイスト?ときめきトゥナイトイスト?(歳が一目瞭然だな W)
「NANA」は確かにハマる。最終巻まで登場人物の行く末を見届けたくなってしまう。
ここで勝手に「NANA」分析してみます。
まず絵→ 足長っ!細っ!顔小さっ!目でかっ!
こんな人たち実際地球上にいたらだいぶ気持ち悪いけど、2次元の世界においてはまさにパーフェクト。ついでにみんなそれぞれ系統は違うけど、イマドキの髪型して、イマドキの服着てる。
次に話→ 確かにそこら辺で日常的に起きてそうな恋愛騒動の数々。
普通少女漫画のヒロインは、最初から最後まで一人の男に愛を貫くか、せいぜい2人の間で揺れるかだけど、ハチに限っては現時点で4人目。しかも一時はだいぶ好きだった元彼の章司は今となっては過去だし、元元彼の浅井さんとのことはほとんど化石と化してるし。でもまた突然章司が現れて過去の想い出に縛られちゃったり、タクミがいるのに自分に激惚れだったノブが他の女といちゃついてたら気になっちゃったり、、、
それ、私じゃん!
と、自分に重ね合わせてしまう女の子、たくさんいるのではないでしょうか、、?
まさにリアルタイムに進んで行く恋愛。
ヒーローが一体誰なのかわからない少女漫画。
浮気、不倫、二股、売春、妊娠、できちゃった婚、ドラッグ、セレブ、、、と俗に言う現代の10代、20代の若年層を象徴するキーワードをこれでもか、という程ちりばめたストーリー展開。
ダブルヒロインのナナの過去、行く末を最後まで引っ張り、もうすぐ映画も公開されるし、しばらく「NANA」旋風は続くのであろう。
中島美嘉と宮崎あおい、ナイスキャスティングだと思いマス。
個人的に成宮くんはノブよりもシン役が良かったかな。
あと映画に関しては、服が気になるっ
漫画ではナナはほとんどヴィヴィアン・ウエストウッド着てるけど、映画でもそこら辺は忠実にヴィヴィアン着させるのかな?とか、ハチの服ってテイスト毎回バラバラだけど、宮崎あおいちゃんもそこまで色々着こなせるのだろうか?とか、タクミのあのロンゲに黒シャツ、パンツの選択1つ間違ったらけっこうヤバいことになりそうだな、とか、、、
オシャレもこの漫画のウリの1つだと思うので。
ちなみに、映画「NANA」のオフィシャルウェブサイト、http://www.nana-movie.com/は、重すぎるのかめちゃくちゃ動き遅いです。
最新巻↓
- 作者: 矢沢あい
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/12
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